35・47系独立インクカートリッジ
インクの補充方法



インク補充に関する注意事項
 このカートリッジは、特別な構造をしています。カートリッジを改造しないとインクが補充できません。構造を示しながら詰替方法のご案内をします。
インクを詰めすぎるとインク漏れの原因になりますので、15cc以上は補充しないでください。
 インクを補充したカートリッジを数セット作り置きしておくと便利です。

1.内部構造


 内部は、アルミパックとなっています。従いまして、カートリッジの横から穴を開けてインクを補充することは出来ません。
インク出口からインクを補充することになります。


2.出口の断面図


 フィルム状の弁と弁受けによって、インクが補充できないようになっています。
フィルム状の弁に穴を開ければ、インクが補充できます。
3.出口の構造


 アルミ袋を取り去って、アルミ袋側から出口を見たところです(上図)。
まず、弁受けがあります。柔らかい材質でできています。
弁受けを取り去ると、薄いフィルム状の弁があります。
次に、十字のバネ支えがあります(下図)。
4.カートリッジの改造

 インクが補充できるように、フィルム状の弁に穴を開けます。
インク出口のシリコンゴムと、ストッパーの隙間に、安全ピンをすべりり込ませます。安全ピンで、ストッパーを少し押すような気持ちで、間に滑り込ませます。
5.穴開け分解図


 安全ピンは、ループになっているところまで押し込みます。上図のように、ちょうど弁支えまで届きます。
弁は、薄いので穴が開いた感覚がわかりませんが、弁支えは、柔らかい素材ですので、突き刺さるのがわかります。弁受けの5mmほど手前には、十字のバネ支えがありますので、ココにピンが当たりますと、突き刺さっていきません。少し位置をずらして刺しましょう。
穴は、位置を変えて3カ所以上、あけてください。
6.エア・インク抜き

 カートリッジの改造が終わりましたら、インクを補充する前に、カートリッジ内の空気や残りのインクを抜きます。
 注射器を押し込み、ピストンを引いてください。ピストンを引きながら、少しこねるようにしますと、カートリッジ内に残っていた空気などが抜けます。空気と残っているインクを完全に抜き、ピストンを戻さないで、一気にカートリッジから注射器を抜きましよう。
完全に空の状態にしませんと、インク漏れの原因になります。

 なお、注射器のシリンダー後端には、ピストンが抜け落ちないようにストッパーがついています。取り外す必要はありませんので、そのまま使って下さい。
7.インクの補充

 注射器のメモリをみて、35系は15cc。47系は13ccほど空気を入れます。
インク出口に注射器を差し込みます。注射器が、垂直に立っていますと、カートリッジ内のストッパーが、注射器の出口を塞ぐ格好になるので、インクが入っていかないことがあります。注射器を少し傾けてください。
 次にピストンをゆっくり戻しながら35系は15cc。47系は13ccのインクを補充します。 

インクを多く補充したり、空気が入っていますと、カートリッジ内部の圧力が上がりますので、インク漏れの原因になります。

インク補充後の重量は、35系は32g。47系は28gとなります。


インクを補充する前に、カートリッジ内の空気や残りのインクを抜きます。
 空の注射器を押し込み、ピストンを引いてください。ピストンを引きながら、少しこねるようにしますと、カートリッジ内に残っていた空気などが抜けます。空気と残っているインクを完全に抜き、ピストンを戻さないで、一気にカートリッジから注射器を抜きましよう。

 次に、注射器に、35系は15cc。47系は13ccのインクを取ります。
インク出口に注射器を差し込みます。注射器が、垂直に立っていますと、カートリッジ内のストッパーが、注射器の出口を塞ぐ格好になるので、インクが入っていかないことがあります。
 まず、注射器を少し傾けて、カートリッジ内に入り込んだ空気を抜きましょう。注射器のピストンを引いてください。
次にピストンをゆっくり戻しながら35系は15cc。47系は13ccのインクを補充します。 

インクを多く補充したり、空気が入っていますと、カートリッジ内部の圧力が上がりますので、インク漏れの原因になります。

8.ICチップの初期化

 最後に、ICチップの初期化です。付属のガイドは取り外してください。
ICと初期化装置の接点がうまく接触するようにします。
少し押し込みますと、接点がうまく接触し、初期化が始まります。
初期化中は、赤ランプが3〜4回点滅し、緑のランプの点灯に変わります。これで初期化終了です。

 うまく接点が合っていない場合は、赤の点滅後、緑にならずに、赤の点灯となります。
接点のあわせを確認してもう一度行って下さい。また、電力不足・ICの破損でも赤の点灯となることがあります。赤ランプの点滅後、赤も緑も点灯しないときは、電力不足です。電池を取り替えてください。

(初期化に失敗した場合、まれに、ICチップに異常電流が流れて、壊れてしまうことがあります。ICが壊れると、データを読めませんので、プリンタに接続すると「純正のカートリッジをご使用ください。」という、エラーメッセージが出て動きません。)
9.保存

インクの出口をアルミテープで封印すれば、保存ができます。また、インク出口を上にして保存してください。インク漏れの可能性があります。
 インク出口を上にして保存しても、インクが漏れる場合は、アルミ袋の破れが考えられます。圧力をかけすぎますと、破れることがあります。この場合は、カートリッジを交換してください。


 カートリッジをプリンタに取り付けるときは、アルミテープを剥がしてから取り付けましょう。
10.片づけ

 注射器はインクが漏れないよう、先端に付属の栓をして保存してください。

テープ以外の道具は繰り返し使えます。
カートリッジの保存は、サランラップに包み、ビニール袋に入れるとよいようです。
11.取り付け・印刷

 カートリッジをプリンタに取り付けて印刷してみましょう。
印刷前には、ノズルチェックパターン印刷することをおすすめします。
プリンタの電源を入れるとき、用紙ボタンを押したままにして電源を入れそのまま押し続けると3秒程度で、ノズルチェックパターン印刷が始まります。
 電源が入ったまま、インクを取り替えますと、インクの残量表示が取り替え前のままになります。ヘッドクリーニングを実行していただきますと、カートリッジのチップの状態を読み取りますので、満タン表示となります。
追伸)カートリッジの耐久性について
 
 カートリッジの耐久性についての質問をよく受けます。カートリッジの耐久性は、一概にはいえません。圧力をかけすぎると壊れます。負圧は問題ありません。このタイプのカートリッジは、スポンジにインクを吸収させるタイプではないので、かなり長持ちするはずです。カートリッジが使えなくなる原因は、
 1.アルミ袋の破れ。(インクを押し込みすぎ。または、残りインクを抜かずに補充し、圧力が高まり破損)
 2.インク出口のシリコンゴムの劣化。
 3.改造時の改造ミス。(付属の安全ピンより大きいピンを使った場合)
などが考えられます。インクを補充後、一晩寝かせておいて、インクが漏れるようでしたら、交換してください。

 また、耐久性についての情報を募集しています。情報をお寄せ頂けると助かります。
12.注射器へのインク注入方法

 注射器型のスポイトは、消耗品ではなく、ピストンのゴムが劣化し、気密がなくなるまで繰り返し使えます。
注射器にインクを注入するには、こちらをクリック→「注射器へのインク注入方法」
  手が汚れてしまったら・・・ 
  
 ちょっとしたミスで、手にインクが付いてしまうことがあります。このときは、塩素系漂白剤(ハイターなど)で手を洗って下さい。
漂白しますので、インクの色は落ちますが、特有のにおいが付き、手がぬるぬるします。
そこで、お酢でもう一度洗います。ぬるぬるとにおいがたちどころに消えます。
その後、石けんで洗えば人前にでられるようになると思います。
 また、利用者の方から、ホームセンターなどで売っている「自動車修理の時に使うピンクの粉石けん」がきれいに落ちるそうです。価格も6Kgで1,000円以下だそうです。爪のあいだにはいったインクもこのセッケンを歯ブラシにつけてこするとよく落ちるという情報をいただきました。ありがとうございました。

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